前回に続き、ディレクターインタビューvol.2をお届けします。
今回は、毎日の装いを豊かにする、この夏の着回しシャツにフォーカスしました。

vol.1はこちら

Q1：このアイテムを選んだ理由は？

今季イチ押しのハンドドローイングプリント「GEOMETRIC」シリーズ。
私は、シャツを特に愛用しています。

着丈のバランスはボタンの留め方で調整でき、どんなボトムスとも相性が良く、着回しやすい一枚です。

今回は、ギャザーをたっぷりと入れたアラジンパンツのようなボリュームシルエットのパンツと合わせました。
私の身長だと、このようなボリューム感のあるパンツは素材によって少しバランスを取るのが難しいこともあるのですが、このシャツはボタンの留め方でバランス調整でき、サイドから見たときに裾が垂れるシルエットも全体に動きと抜け感を与えてくれるのでおすすめです。

シルエットとバランスを意識したスタイリング

Q2：この日のコーディネートに合わせた小物使いのポイントは？

アクセサリーは、ゴールドとシルバーをミックスして身に付けるのが好きです。
この日は、Alaïaのバレエシューズのスタッズとバッグのチャームがシルバーだったので、全体的にシルバーの比率が高めになりました。

タンクトップが少し強そうに見えたので、靴のフォルムやチャームで丸みや柔らかさをプラスしています。
夏は、スエード素材の小物を使いたくなります。

バッグのシルバーチャームに合わせ、バングルもシルバーで統一

Q3：このコーディネートはどんな1日に向けたスタイル？

午後からプラプラとお買い物に出かけて、ディナーまで楽しんだ日。

Q4：スタイリングにかける時間やこだわっているルールは？

スタイリングは、毎朝起きてから決めます。
しっくりこない日は何度か着替えることも…。
小柄な体型なので全体のバランス感は大切にしています。

Q4：最近のお気に入りスタイルや着回しのテクニックは？

タンクトップやTシャツなどシンプルなスタイルが好きです。
でも、夏になるとやっぱりドレスを着たくなります！

別日には、同系色のタンクトップとフレアパンツでスタイリング

Q5：LAでの気候に合わせたスタイリングのコツは？

気候のせいもあってか、東京にいた頃よりもリラックスした雰囲気になってきた気がします。
でも、ラフなスタイルばかりだと、時にはジャケットやドレスを着たくなることも。
そんな日は、あえて足元にビーチサンダルを合わせたりと、靴や小物でバランスを調整しています。

ディレクターの視点から見る日常の装い、いかがでしたか？
今後もインタビュー内容をお届け予定です。どうぞお楽しみに！

 

[着用アイテムはこちら]
GEOMETRIC LAYER SHIRTS
Suede Charm Pouch (近日発売予定)

 

■ディレクタープロフィール
内田 志乃婦 (Shinobu Uchida)

販売員を経てNYへ渡り、現地でPRとセールスを経験。帰国後はショールームでセールスを担当。2007年より現職。夫婦二人三脚で「muller of yoshiokubo」を手掛ける。2児のママ。2023年夏からLAに拠点を移し活動。

公式インスタグラム @uchidashinobu