LA在住ディレクターが魅せる、 7daysリアルクローゼットスタイリング

muller of yoshiokuboディレクター内田からスタイリング便りが届きました！

年間を通して温暖で、都市的な洗練された雰囲気と西海岸のカルチャーが共存するLA。
そんな街で過ごす彼女が今季実際に購入したアイテムを取り入れたリアルなスタイリングを公開します。
トレンドを追うだけでない日常に溶け込む上質な着こなしをぜひご覧ください。

リラックスした街に映えるスエードジャケット1 -Day1

柔らかな羊革を使用したジャケットを主役に据えたスタイリング。

「RADIANT SUEDE COAT」は、肩パッドなしで“まるでシャツの延長のような感覚”で着回しができるのが最大の魅力。
レザーと思えないほどの柔らかさで、袖をロールアップすればさらにラフな印象に。
カジュアルにもきれいめにも対応するデザインなのでデイリーユースに最適です。同系色の小物を合わせたレイヤードスタイル

この日は、ジャケットに施されたグリーンのスパンコールを意識して、同系色のストールを腰に巻いてアクセントをプラス。
フリンジやサボシューズなど、どこかボヘミアンな雰囲気を感じさせる小物使いがLAらしいリラックス感を演出しています。

都会的でありながら肩の力が抜けた、LAの街並みに自然と溶け込むスタイリングです。

・着用アイテム
RADIANT SUEDE COAT
BUMPY WOOL PANTS

リラックスした街に映えるスエードジャケット-Day2

Day1の同ジャケットにスニーカーを合わせてカジュアルダウン。
美術館巡りにぴったりの動きやすさと上品さを両立したスタイリングです。シューズや小物でカジュアルさをプラス

この日のパンツはGRASS PANTSをチョイス。スエードとは異なるアイテムを巧みにミックスして素材感を楽しむスタイルに。

華やかで立体感のあるジャケットやパンツにカジュアルな足元や小物を添えて、日常に取り入れやすいバランスに仕上げています。

・着用アイテム
RADIANT SUEDE COAT
GRASS PANTS

フェミニンなセーターをカジュアルに-Day3

レース編みのボディスーツセーターをワントーンで柔らかくまとめた、フェミニンムード漂うスタイリング。同系色の異素材をミックス

 繊細なレース編みの甘い雰囲気を残しつつ、レザーのボアベストやシューズをブラウン系でまとめコントラストを効かせています。
色のトーンを揃えながらも素材の質感でメリハリをつけることで、甘すぎない大人っぽい印象に。

モヘアニットに意外性のあるジョガーパンツを組み合わせることでコーディネートの幅が広がります。

・着用アイテム
MOHAIR LACE BODY SUIT

気温に合わせて着脱できるカーディガン-Day4, Day5

日中と朝晩の寒暖差が大きいLAでは、気温に合わせて着脱できるスタイリングが必須。
このチャンキーニットカーディガンはまさにそんな時におすすめの一枚です。

キャミドレスに羽織ったり、Tシャツの上に重ねたりーーざっくりした風合いはどんなアイテムと合わせてもコーディネートの主役に。
適度なボリュームがリラックスした着心地ながらきちんと感を演出します。寒暖差に対応できるレイヤードスタイル

一枚持っておくと季節の変わり目や旅行先でも重宝する万能アイテムです。

・着用アイテム
BUMPY SWEATER

とろみのあるサテンパンツでお散歩も心地よく-Day6

タンクトップに合わせたシンプルなスタイリングでも、光沢と程よい厚みのあるサテンパンツが上品さをプラスしてくれます。
ラフになりすぎず、それでいてリラックス感もあるーー絶妙なバランスが魅力です。デイオフのカジュアルスタイル

近所へのお散歩やカフェでのゆったりとした時間にぴったり。
上質な素材とシンプルなデザインが日常を少しだけ特別にしてくれます。

・着用アイテム
GLITTER SIX POCKET PANTS

自宅でのワークデイにもぴったりなカットソー -Day7

袖とネックがバイカラーのアクセントになったデザインカットソー。
一枚着るだけでまるでレイヤードしたような見え方になるのが嬉しいポイントです。色違いで気分に合わせてカラーをチョイス

作業に集中したい日やちょっとそこまでのワンマイルにも気負わずにピックアップできる、ワードローブに一枚加えておきたいアイテムのひとつです。

・着用アイテム
ASYMMETRY RIB TOP

次回予告

以上、ディレクター内田のリアルなスタイリングをご紹介しました。
次回は、冬を彩る本格的なウィンタースタイリングをお届け予定です。温暖なLAならではのレイヤードテクニックや、日本とは異なる冬の装いをご紹介しますので、どうぞお楽しみに！

ディレクタープロフィール

内田 志乃婦 (Shinobu Uchida)

販売員を経てNYへ渡り、現地でPRとセールスを経験。帰国後はショールームでセールスを担当。2007年より現職。夫である久保嘉男と婦二人三脚で「muller of yoshiokubo」を手掛ける。2児の母。2023年夏からLAに拠点を移し活動。

インスタグラム @uchidashinobu